【21世紀経営クラブ】経営に役立つISOシリーズ-速報!ISO9001の規制改訂への対応-
「2000年版への切り替えは結構大変だったが、今回はどうなるのか?」という問合せも頂いていますので、速報として、規格改定はどんなもので登録企業にどのような影響があるのかをレポートします。
Ⅰ.規格改定の今後のスケジュール予定
<月> <内 容>
・現在・・・・ 規格のFDIS(最終草稿)が完成し、関係機関が協議中
・10月・・・・ ISOが発行される(正式決定)
・12月・・・・ JIS版の発行 (日本規格協会から日本語の規格が発行される)
・12月~・・・ 審査機関により2008年版の審査開始
※3年間は、2000年版と2008年版の併存期間。※特別な変更のための審査は行われずに定期、更新の審査の中で切り替えしたシステムの審査が行われる予定です。※詳しいスケジュールは審査機関に、個別にご確認下さい。
2009年
・8月頃 ・・・ ISO9000、ISO9004が改訂される予定
Ⅱ.規格の変更内容
今回の改定は、「追補」という形で発表されています。つまり大きな改訂ではなく、 要求事項の追加や変更は一切しない、というのが今回の改定に当たっての考え方です。
1.変更箇所は、企業にとって役立ち、変更の影響度が低いものに限定しています。
2.影響度が高いものは次回の改訂に回されました。
3.企業がISO運用するに当たってはあまり影響しない範囲に止めています。
変更内容のポイントは3点です。
1.今回は追補の発行であり、新しい規格が発行されるのではありません。
2.要求事項の明確化をするために追加されている箇所があります。
3.公式解釈を必要とするような「曖昧さ」をなくすために追加説明されている箇所があります。
Ⅲ.登録企業の対応方法は?
1.切り替えの計画を立てましょう
切り替えの猶予期間は3年間ありますが、年1回の審査を受けている企業では3回のチャンス
です。早めの切り替え計画を立て、いつの審査で切り替えの審査を受けるか決めましょう。
2.2008年版の内部監査員の勉強会を実施しましょう
規格の要求事項に大きな追加はありませんので、現在のまま切り替えの審査を受けても、
大きな不適合は発生しないでしょう。しかし、内部監査は2008年版に基づいて実施すること
が必要ですので、内部監査員の勉強会を計画しましょう。
by 21世紀経営クラブ ㈱目加田経営事務所 根橋弘行
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