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2008年02月22日

【オリナスコラム】プレゼンテーション物語<第15話>最初の二分が勝負

登場人物

浜田部長:エコ・フレンドリー社の営業部長 柔和な性格
清水課長:エコ・フレンドリー社の営業課長 物事をスパスパ切るのが得意
大野さん:エコ・フレンドリー社の総務女性 不安性な性格
河野くん:エコ・フレンドリー社の営業担当 広報の腕はピカ一なのだが…
古谷さん:プレゼンテーションアドバイザー 穏和な中にも厳しい言葉が特徴


古谷さんの指導の元、工業展示会でのプレゼンテーションに望むエコ・フレンドリー社の面々。
おおよそのプレゼンテーションの組み立てを話し合いで決めたようで、いよいよその練習が始まります。

河野くん「それではいきますね。
     みなさんこんにちは。私はエコ・フレンドリーの河野と申します。
     本日は皆様にご紹介させて頂きたい商品があり、この場に立たせて頂きました。
     最後までご静聴よろしくお願い致します。
     ではまず商品の説明の前に、我が社についてご説明させて頂きます」
大野さん「河野くん、なんだかいつになく緊張してるわね。
     なんだからしくないなぁ」
清水課長「まぁプレゼンテーションなんだからこんなもんだろう。
     しかし大野くんが言うように、いつものあいつらしくなくてなんだか一本調子だな」
浜田部長「うぅむ、言っている事は悪くはないのだが…」

河野くんが一生懸命プレゼンテーションをしている傍らで、他の三人は小さな声で感想を言い合っています。
しかし古谷さんだけはちょっと違い、ストップウォッチを片手に河野くんの話に耳を傾けています。
すると突然…

古谷さん「はい、ここで一旦ストップ!」
河野くん「え、どうしてですか?
     まだ会社紹介も終わっていないのに。
     この先からが本番ですよ」
古谷さん「河野さん、スタートしてからここまでどのくらいの時間がかかっていると思いますか?」
河野くん「時間、ですか?
     そうですね…まだ2、3分くらいかと」
古谷さん「その通り、今ので2分間です。
     では他の三人にお聞きします。
     皆さんがお客さんだとして、この先河野さんの話を聞き続けようと思いますか?」
清水課長「う~ん、正直に言うとあまり聞こうとは思わないなぁ。
     会社案内なんかよりも早く本題に進んで欲しいという気がしますよ」
大野さん「そうね。
     何よりしゃべり方が真面目すぎておもしろくないもん。
     なんだか途中で眠たくなりそう」
浜田部長「しかし会社案内をするのは仕方ないだろう。
     これを冒頭に入れようと決めたのは私たちなんだから。
     とはいっても私もあらためて聞いてみると、これといった特徴のないスピーチに聞こえるなぁ」
河野くん「えぇっ、そ、そんなぁ。
     これでも一生懸命やったのに」
古谷さん「まぁまぁ、河野さんそう悲観しないで。
     実は皆さんの話し合いの段階で私はこうなる事は予測できていました」
浜田部長「だったら早く言ってくれればよかったのに。
古谷さん「申し訳ありません。
     しかし何がうまくいかない要因なのかを知ってもらいたくて、あえてそのままにさせていただきました」
清水課長「では一体何がうまくいかない要因なのですか?」
古谷さん「私たちがプレゼンテーションで失敗する要因の一つに『最初の二分間』をおろそかにしてしまうことがあげられます」
大野さん「最初の二分間? なんですか、それ?」
古谷さん「これはよく言われている事なのですが、内容に限らず相手の話を聞き続けられる限界の時間は約二分間だそうです。
     その先を聞きたいと思うかそうでないかは、この二分間で決定されるそうですよ」
河野くん「あ、だからそうなのか」
大野さん「え、何が?」
河野くん「ほら、落語で枕(まくら)って呼ばれる部分があるでしょ。
     本題じゃなく最初の小話みたいなところ。
     これがうまい人の落語って、その後も聞きたいって思うもんなぁ」
清水課長「河野くん、落語なんか聞くんだ。
     実は私も結構好きでねぇ」
古谷さん「そうなんですよ。
     だからこそ、プレゼンテーションの最初の二分間でいかにして聞く人の心をこちらに惹きつけるかがポイントになります。
     この時間をダラダラとした自己紹介や会社紹介で使ってしまうのはとてももったいないものです」
浜田部長「じゃぁこの二分間はどのように活用するのがいいのですか?」
古谷さん「いろいろな活用方法はありますが、私がお薦めするのは『イメージと問いかけ』です」
浜田部長「イメージと問いかけ、というと?」
古谷さん「例えばこういうのはどうでしょうか。
    『皆さん、夏の暑い日を想像して下さい。アスファルトの上に照りつける太陽。そしてその上を汗をかきながらスーツ姿で歩く。そんな毎日は耐えられますか?』
     いかがですか?」
河野くん「わぁ、なんだか聞いているだけで汗が出てきそう」
古谷さん「しかし、そんな日差しが照りつける暑い夏でも、涼しい顔で歩く事ができる道があるとしたら、いかがですか?」
大野さん「そんな方法があるんなら知りたいですね」
清水課長「あ、ここで『今から我が社がお伝えする商品がこれにあたります』って続ければいいのか!
     そのためにはまず状況をイメージさせ、そこに対して商品につなげるような問いかけをするといいんだ」
古谷さん「その通りです。
     その後に会社紹介などがきても、聞く耳を傾けてくれる人は大勢いるでしょう。
     最初の二分間、プレゼンテーションではこれが勝負になりますよ」

これを聞いて再び最初の二分間で何を話すのか、という会議を始めたエコ・フレンドリー社の面々。
古谷さんは教えがいのあるメンバーを前に、この先の戦略を頭の中で立て始めたのであった。

<続く>

●今回のポイント
1.人の話を聞くか、聞かないかは最初の二分間で決まる
2.イメージと問いかけを活用したスピーチが効果的
3.最初に聞く耳を傾けてもらった後に会社紹介や商品案内を


最初の二分間の大切さを知ったメンバー達。
今度はプレゼンテーションの本題へと進行していきます。
こちらには一体どんなポイントが潜んでいるのでしょうね。
それは次回のお楽しみです。

コーチ ユーアンドミー 古賀 ひろのり(オリナスパートナー)
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【オリナスコラム】コーチングコラム<第39回>声を大きく高らかに それだけであなたの運は急上昇

言葉の魔法をさらに強く

コミュニケーションで私たちが活用するもの。
それは「言葉」です。
そしてそれには「言葉の魔法」というものが存在します。。
「言霊」という言葉があるように、自分から発する言葉にはパワーがあるんですよ。
プラスの言葉を発していれば、なぜか運が上昇しついていることが身の回りに起き始めます。
逆にマイナスの言葉ばかり発している人のところには、なぜか悪いことが次々と。
これは「共鳴」といわれる現象が大きく関わっています。
ことわざの「類は友を呼ぶ」も同じ現象ですね。
実際に運のいい人は、常に前向きで行動的、さらには感謝の言葉を口から発しています。
この言葉の魔法には、実際に使う言葉以外に、もう一つ要素があったんですよ。
今回は言葉の魔法をさらに強くし、コミュニケーションにも役立つ情報をお届けします。

運のいい人は

運の悪い人はいつも背中を丸めて、小声で話しをする。
確かに、そう言われればそんなイメージがありますね。
では運のいい人は?
はい、もうおわかりのようにその逆です。胸を張っていつも大きな声で言葉を発しています。
そう、今回のポイントは「声の大きさ」なのです。
実際に成功者といわれている人と話をすると、言葉にハリがあり、とても聴き取りやすい声をしています。
成功者であまりぼそぼそと話をする人って見たことないですね。
また、繁盛しているお店なんていうのがこれにあたります。
繁盛店は店員の元気がいいですからね。
実際にこういった繁盛店の朝礼風景を見ると、元気にあいさつの練習をしています。
前に私もビデオで、とある居酒屋さんの朝礼風景を見たのですが、一人ひとりが大きな声で自分の思いなどを語っていました。
これ、最初はやらされているのかと思ったのですが、その表情を見るととてもイキイキ。
見た目からもこの人は運がいいと思えましたよ。

 

自然と運が

このように声を大きく発する人のところには人が寄ってきます。
これも共鳴作用の一つ。
同じ振動数を持っていても、その音の大きさが大きいほど、周りに影響しやすいのはおわかりでしょう。
だから、自分の思いを大きな声でどんどん人に伝えてみましょう。
それと大きな声を出す理由はもう一つあります。
それは「自分の壁を破ること」なのです。
今、自分に壁を感じている人は多いでしょう。
それを破るにはどうすればいいのか?
何か一点でいいから、自分の壁を破ってみるのです。
そこでお手軽にできるのが「限界以上の声を出すこと」なのです。
声の大きさが自分の限界を突破したとき、きっとあなたは何かに気付くはずです。
そう、「私にだってやれることがあるんだ」ってことに。
コミュニケーションを促し、自分の限界を破り、運を引き寄せる。そのために今日も大きな声でいきましょう!

コーチ ユーアンドミー 古賀 弘規(オリナスパートナー)
info@c-youme.com

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