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2007年12月20日

【オリナスコラム】プレゼンテーション物語<第13話>レイアウトはみんなで考えて

古谷さんの指導のもと、自社のプレゼンテーション用パネルの作成をすすめるエコ・フレンドリー社の社員。内容もほぼ決まり、いよいよ具体的なレイアウトの話しになってきたようです。

 

登場人物

浜田部長:エコ・フレンドリー社の営業部長 柔和な性格

清水課長:エコ・フレンドリー社の営業課長 物事をスパスパ切るのが得意

大野さん:エコ・フレンドリー社の総務女性 不安性な性格

河野くん:エコ・フレンドリー社の営業担当 広報の腕はピカ一なのだが…

古谷さん:プレゼンテーションアドバイザー 穏和な中にも厳しい言葉が特徴

 

 

古谷さんの指導のもと、自社のプレゼンテーション用パネルの作成をすすめるエコ・フレンドリー社の社員。

内容もほぼ決まり、いよいよ具体的なレイアウトの話しになってきたようです。

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浜田部長「よぉし、これで書くべき事は決まったな。

     とにかく一度何かの紙に書き落としてみるか」

古谷さん「いいですね。

     話し合いの基本は書くことです。

     言葉だけで説明をするとそのイメージは個人個人で変わりますからね。

     話し合いの結果は参加者が同じイメージを持つことが基本です。

     そのためにはみんなに目に見えるように書くことがとても大事なのですよ」

清水課長「よし、とりあえず今ホワイトボードにメモ書きしたものを紙にレイアウトしてみましょう。

     大野さん、大きめの紙を持ってきてくれないか」

大野さん「はい、わかりました」

河野くん「展示パネルの大きさは前回展示会で使ったものと同じくらいでいいですよね」

古谷さん「そうですね。

     あのくらいが一般的な大きさでしょう」

大野さん「おまたせしました。

     とりあえずA3の紙を何枚か持ってきました」

河野くん「よっし、じゃぁさっそく書いてみましょうよ。

     って、どこから書けばいいんだろう?」

古谷さん「まずはキャッチフレーズからいきましょう。

     さて、どこに書けば一番目を引くと思いますか?」

浜田部長「そりゃど真ん中だろう」

清水課長「いやぁ、それは違いますよ。

     こういうのは上の方って相場が決まってますよ」

河野くん「あまり上の方じゃ目立たないんじゃないですか?

     それよりも文字の大きさとか色とかが重要じゃないかと思うんですけど」

大野さん「百聞は一見にしかず、じゃないの?

     こういうのっていろんな広告とか展示パネルを参考にした方がイメージが湧くような気がするんですけど」

古谷さん「大野さん、正解です。

     どこにレイアウトするのが一番いいのかは、キャッチフレーズだけでなくその他の説明文や写真、イラストなどにも左右されますからね。

     まずは雑誌広告や展示会のパネルなどを参考に、自分たちが一番しっくりとくるイメージを探してみましょう。

     良いと思ったものをマネすることはとても大事ですよ」

大野さん「じゃぁとりあえず各自で調査して、それを持ち寄って再検討するってのはどうですか?

     それに今日はだいぶ時間も経ったし。

     また会議をしましょうよ」

古谷さん「そうですね。

     こういった会議というのはなかなか一回では終わらないものです。

     いくら頭をひねっても、参考となる資料がなければ前に進まない場合もありますから。

     この場合はそれを宿題事項として次回に調査した結果を持ち寄るというようにするといいでしょう」

大野さんの提案で今日は一旦お開きとなったプレゼン作成会議。

各自が資料を持ち寄ることを宿題として、後日再度集まることになった。

もちろん古谷さんも一緒だ。

そして二回目の会議の日がやってきた。

 

 

古谷さん「では前回の続きをやりましょう。

     どんなレイアウト案が出ましたか?」

 

 

ここでメンバーは思い思いのレイアウト案を出してきた。

それを並べて一人ひとり説明。

ここで大野さんがちょっと斬新なアイデアを打ち出した。

大野さん「前の会議でキャラクターが欲しいって言ったでしょ。

     そこで思いついたの。

     どうせならストーリーで説明した方がわかるんじゃないかって。

     でも長いのは無理でしょ。

     だからこれなのよ」

河野くん「なるほどねぇ。

     こんな感じなら思わず立ち止まって読んじゃうよな」

清水課長「これは私もさすがに思いつかなかったな。

     やはり若い人のアイデアってのは斬新だねぇ」

浜田部長「親しみはあるよね。

     しかしちょっとふざけているって見られることはないですか?」

古谷さん「いや、それは大丈夫じゃないでしょうか。

     私の目から見ても、今まで出てこなかったアイデアですね。

     むしろ私の方が今後の参考にしたいくらいですよ。

     まさか四コママンガでプレゼンをするなんて思いもつかなかったなぁ」

大野さん「普段は仕事ばかりのお父さんが奮起をしてお庭を再生するストーリーなの。

     最初は頑張ろうと思ったけれど、施工性とかできあがり、価格で他の製品がイマイチ不満だってのを表現してみました。

     そして見つけたのが我が社の製品。

     そして素人でもうまくお庭が完成できるように見せるの。

     これなら施工性の高さがアピールできるでしょ」

河野くん「どうせならホームセンターで買い物をしてるときに、他の製品との比較なんて場面も入れるといいんじゃない?」

清水課長「それはいいな。

     これだったら最初から次々と読ませることができて、最後に『もっと知りたい方はこちら』って感じで商談ブースに引き込むこともできそうだしな」

浜田部長「よし、これでいってみよう。

     では大野さんの案をベースにマンガ化するように手配してくれ」

古谷さん「それなら私の知り合いのイラストレーターを紹介しましょう。

     大野さんの絵コンテにピッタリのキャラクターを書いてくれると思いますよ」

大野さんの思わぬアイデアから徐々にイメージをふくらます一同。

その顔は満面の笑顔で、さらに熱く語り合っていた。

<続く>

●今回のポイント

1.イメージを共通に持つためには、言葉だけでなく書いて見せること

2.話し合いで行き詰まったら一旦資料調査などを行わせ、再度調査したものを持ち寄るような流れを作る

3.アイデアを持ち寄り、認め合うことで話し合いを進めれば、斬新でオリジナリティーあふれる成果ができあがる

 

 

 

 

プレゼンのストーリーを4コママンガで表現することになったエコ・フレンドリー社のパネル。

見せ方も決まり、いよいよパネルの制作に入ります。

さて、次はいよいよプレゼンテーションの方法、語り方に入ります。

そこにはどんなコツがあるのでしょうか?

それは次回のお楽しみです。

コーチ ユーアンドミー 古賀 ひろのり(オリナスパートナー)
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【オリナスコラム】コーチングコラム<第37回>考えを文字にする これがコミュニケーション究極奥義

ラブレターは…

 

みなさんはラブレターって書いたことありますか?

あれ、書いてみるとわかりますが、思いがなかなか文章になりませんよね。

思いに比べて貧弱だったり、逆にオーバーになりすぎたり。

はたまた全く違うことを書いてしまったり。

よく思いを文章にするのは難しいと言われています。

これはプロの作家でもなかなか思い通りのものが書けなかったりしますからね。

私もそう。

ほぼ毎日何かの文章を書いているのですが、会心の作にならないことの方が多いです。

それだけに「これは!」といった傑作が書けたときは、格別の喜びがありますね。

言葉にするといくらでも出てくるのに、それをそのまま文章にしてもなぜか相手には伝わらない。

これが言葉には魂があると言われる由縁でもあります。

言葉には抑揚やイントネーション、さらには表情などの情報も加わりますからね。

それだけに、文章のみのコミュニケーションは難しいのです。  

 

 

思いが伝わる文章とは  

 

 

では思いが伝わる文章とは一体どんなものなのでしょうか。

口語調にする方が伝わりやすい、いや、会話文を入れた方が良い、箇条書きの方がわかりやすい…などなど、テクニックはたくさんあります。

ですが、テクニックだけでは思いは伝わらないのが文章の面白いところ。

そんなテクニックを知らない小学生の文章の方が、言いたいことが伝わってくることだってありますからね。

では何が思いを伝えるために必要なのでしょうか。

これはあくまでも私の持論ですが、「今思っている感情」を素直に表現することです。

飾った言葉はいりません。

心から湧き出た感情を、そのまま表に出せばいいのです。

どんなに詳細な場面描写を書いても、それはただの説明文に過ぎません。その中にある書き手の感情、これが入っていないと魂のない抜け殻のようなものです。

相手の感情を動かすもの、それはこちらの感情でしかありません。

その感情を表現するには、まず自分自身が感情を豊かに持つ必要があるのです。

 

  文章を鍛えるには  

 

 

では文章力を鍛えるにはどうすればいいのか。

それは「書くこと」でしか鍛えることはできないのです。

「書くこと」は記憶ものの勉強と違い、常に自分の頭を働かせます。

そう、考える力がつくのですよ。

「でも書くものがなくて…」そんなあなたは日記から始めてみて下さい。

最初はどんなことがあったのか、ただの行動の羅列でしかないでしょう。

ですが書いて行くうちにそれではつまらないことに気付くはず。

徐々にその中に自分の感情を入れ、どうすれば読み応えのある文章になるのかを考えてみるのです。

そしてできれば書いたものを人に見せて下さい。

「え、日記を人に見せるの?」

そんなに恥ずかしがらないで。

人に伝わるかどうかフィードバックをもらわずに上達しようなんて甘いことは考えないでね。

最近ではインターネットのブログなんていうのもあるから、ぜひ活用してみて下さい。

思いを文章で伝える。

これこそ高難易度のコミュニケーションです。

ぜひトライしてみて下さい。

 

コーチ ユーアンドミー 古賀 弘規(オリナスパートナー)
info@c-youme.com

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