株式会社オリナス: 【第18回】これからどうなる?企業のプレゼンテーション~アイコンタクトに勝るプレゼンなし、そして表現を駆使して!
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ある日、東京の都心部を歩いていると、私は何か見つめられているような気配を感じました。その私を見つめていたもの・・・それは目抜き通りにあり、女性3名が今にも駆けて来てくれそうな巨大なウィンドウ写真です。
一方、ある日の地方新聞を見ていると、同じページに4段記事が3つ目に付きました。その一番真ん中にある記事は私が関係する記事で、商店街の大きな写真がついています。そして、左側には、ユニークな商品を発表しているウェストアップの男性の写真付きパブリシティ記事。右側には、あのカルロスゴーン氏が株主総会後の懇親会でスピーチしている写真記事です。実はある会社様で6名の方に、“この中で、どれが一番目に付きますか?“と質問をしましたところ、5名の方が真ん中の写真より、左右にあるカメラ目線の人物写真付きの記事です・・・と回答したのです。
そして、このウィンドウ写真が目に付いた日、私は新宿のデパ地下を視察し、有名料亭やレストランのシェフや料理長によるセレクトお中元展開ブースを発見。そこで、女性スタッフにアイコンタクトで声を掛けられ、見事に脚を止められ、老舗料亭のお中元セットを依頼していました。皆さん、大変面白いと思われませんか?
私が申し上げたいのは、人物が発するアイコンタクト力がスゴイということです。
ウィンドウも、人物写真付き記事もそうだし、展示展開ブースのスタッフの動きもそう。お客様の脚を止める。さらには、お客様の注目を引き、次の質問を出させるのはやはり、目にあるのです。お辞儀の仕方も、プレゼンテーションの場でも、目に始まり、目に戻る・・・このアイコンタクトを外さず、かつ目の力と笑顔を持って、伝えたい方に堂々と自信を持って(これはお客様のために価値ある情報ですよと)熱く語りかけて頂きたいものです。
ところで、前回も申し上げましたが、一般的にプレゼンテーションで与えられる時間構成を一例として挙げると30分。そこで、お客様を説得するためにシナリオを考えます。例えば、①責任者挨拶(1~3分)、②プレゼンテーションの要約(5分、動画や映像を活用)、③プロジェクタを利用した要点説明(12分)、④質疑応答やターゲットプレゼンテーションを聴かれているお客様への価値ある限定企画や目玉企画といった情報提供(10分程度)、⑤感謝の言葉、展示ブースの案内(1分)という具合にです。しっかりと成功するように、プレゼンテーションで期待する成果を持って、お客様と向き合いましょう。
でも、折角、アイコンタクトで入ったとしても、単に、話すだけでは頂けません。しっかりとした資料が必要です。そこで、プレゼンテーションでよく活用されているパワーポイントでの資料作成を念頭におき、作成のための留意点を5点ほど挙げてみましょう。
①最後尾の席からでも見える文字の大きさで、箇条書き
②メリハリのある配色(黒を基本、赤や黄色をアクセントに。3色程度が目安)
③アニメーションを多用しない(本筋がぼけてしまう)
④グラフやチャートを有効活用(但し、シート一枚に1点。チャートに語らせる。)
⑤できれば、最初の5分間で心を摑み、五感に訴えられるように、動画等を活用
ところで、ここに出てくるチャートは、お客様にイメージを“ぱん!”と掴んで頂くために、非常に重要なものです。代表的なのは、①グラフ型、②理由結論型、③結論根拠型、④手順型、⑤ツリー型、⑥空間配置型、⑦構造関係型、⑧一覧表型ですね。
いずれにしても、文章だけで商品やサービスの特長や内容を表現しようとすると大変難しくなる説明が、チャートの活用により簡潔明瞭に表現され、頭の中に入っていくようになるのです
そして、棒グラフに一万円札の写真が積み上がり、導入前と導入後の一万円札棒の高さを一見して比較できるようなグラフ型の資料を見て頂きながら、「この商品の導入により、コストダウンが3万円図れますよ。詳細は弊社ブースへどうぞ」とアイコンタクト付きの熱いプレゼンテーションで結ばれるとお客様も訊ねたくなるに違いありません。
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