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株式会社オリナス: お客様にわかりやすく”価値”を伝えるメッセンジャーが消費を促す!~これからどうなる?企業のプレゼンテーション!〔第10回〕 

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お客様にわかりやすく”価値”を伝えるメッセンジャーが消費を促す!~これからどうなる?企業のプレゼンテーション!〔第10回〕 

 ”お父さん、CD頼むから、パソコン貸して?”と高校二年生の長女がある日
寄ってきました。アマゾンでスヌーピーのジャズのCDを買うというのです。

 ”チャーリーブラウン、ルーシー、ライナスが出てくる四コママンガの「スヌーピー」
のこと? と尋ねると、まさにそうでした。

 ”犬のスヌーピーがジャズ? まさに私の青春のころに一世を風靡したワンちゃん
をなぜ長女が、おまけにジャズだって・・・”
私の頭はすこし錯乱状態に入ったのです。
聴くと、雑誌にスヌーピーCDのことが掲載してあり、欲しくなったとのこと。

 後日、自宅に届いたのは「スヌーピー」と「ピーナッツ」の仲間達の生誕50周年の
節目のCDであり、そのライナーノーツには、人気漫画「ピーナッツ」の作者
チャールズ・シュルツの2000年2月の逝去の報が触れてあり、スヌーピーの生みの親に
対し、「大衆文化の中で最も影響力があり、かつ親しまれたものの終わりである」
<USAトゥデイ>という賛辞が目に飛び込んできます。

 CDを鳴らしてみると、ジャズトリオにサックスやギター、コーラスをフューチャ
リングした本格的なもの・・・”すごい、良い!”の連続で、家族全員で楽しめる
ものでした。


 ところで、スヌーピーのキャラクターが漫画を通じて、我々に提供していた”価値”
は”普遍的な安心感ややすらぎ”、何かトラブルがおきても”ノー、プログレム!と
気にしない楽観さ”ではないかと、私は考えています。

 そして、逆も真なりです。
 例えば、ある消費者がスヌーピーのTシャツを買うとき、この消費者はTシャツ
(衣類)を持っていないから買うのでしょうか?
そうではないと思います。

 キャラクターに込められた”安心感ややすらぎ”、”楽観さ”を身にまといたいの
でしょう。
 つまり、スヌーピーのキャラクターをみているとそんな気分や自分になれるという
ことでしょう。

 冒頭で記しましたように、スヌーピーとその仲間達をこよなく愛した当時のファン
の私達の子供がいつのまにか、ファンになっています。

 そういえば、必ずといっていいほど、スヌーピーの愛らしい姿は、玩具店やグッズ
店でぬいぐるみや携帯電話の待ち受け画面になり、スケジュール帳になり、
レターセットに、はたまたマグカップやピンズ、Tシャツ、トレーナーなどにその表情を
映していき、消費者と商品のコミュニケーションを円滑にする役割を果たします。

 特に消費財の場合、お客様にわかりやすく”価値”を伝えるメッセンジャーが消費
を促します。
それは、一般的にはコーポレートアイデンティティの中のビジュアル
アイデンティティに含まれ、キャラクターやマーク、ロゴなどが代表選手
となります。


 ここで、日本経済新聞社が主催するライセンシングアジアという展示会をご紹介
しましょう。(http://www.nikkei.co.jp/events/license/
2006年は10月に、東京ビッグサイトで開催されました。

 「ライセンシング」とは、特許権者が特許とか発明を実施する権利を第三者へ
供与することにより、その対価を得る行為のことです。
(「出典;産学連携キーワード辞典、http://www.avice.co.jp/sangaku/index.html

 単刀直入に言えば、先のスヌーピーなどのキャラクター商品で言えば、ライセン
シング契約により、商品化権使用料を小売価格の5%(例)と設定し、最低保障数量
などを取り決め、その対価を得る
というものです。

 ライセンシングアジア2006ガイドブックによれば、北米のライセンス市場は、
2005年度で約7,000億円。商品化の対象となるキャラクターやブランドロゴなどの
著作物や商標を指すプロパティは下表の通りで、キャラクターとコーポレート&
ブランドで62.3%を占めています。

 その中で、今回のスヌーピーCDは「音楽」のプロパティで情報発信されたもの
です。


 キャラクターやブランドロゴ、マークなどが”価値”を生み出す時代。
商品化に込めた思いやコンセプトを上手に表現し、消費者に伝えることができれば、
それは二次利用、三次利用され、”付加価値”を生む連鎖となる
に違いありません。

 どちらを買おうか悩んでいるときは、やっぱり○○を手に取るわね。
 ○○のイメージが伝わってきて、つい、買っちゃうんだ。
 ○○がこんな商品にも出てきたんだ。やった~買っちゃえ。

 などなど、あなたの会社でもキャラクターやブランドロゴの戦略的開発や活用
を通じた積極的なプレゼンテーションを検討
されてみては如何でしょうか?


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