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株式会社オリナス: ”先々の先”を踏まえた的確なアピールを進めよう!~これからどうなる?企業のプレゼンテーション![第7回]

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”先々の先”を踏まえた的確なアピールを進めよう!~これからどうなる?企業のプレゼンテーション![第7回]

 政府が定めた平成22年度での日本のカロリーベースの食料自給率目標45%に対し、平成11年度から平成15年度の間のそれは約40%の横ばいで推移しているそうです。

 その理由として生産面で報ぜられているのは、

①加工・業務用需要を含め、消費者・実需者ニーズの把握が不十分

②(高齢化、現象化する農業生産の)担い手の育成・確保が不十分であること、耕畜連携による飼料作物生産が進まなかったこと等から、効率的に農地が利用されず、不作付地、耕作放棄地が増加していることのようです。


 世界的には人口が増大し、ブリックス(中国、ロシア、インド、ブラジル)の急成長国が世界の食料を輸入する現在から将来に向けて、水と食料の確保は政府の重要施策であり、国土保全や癒しの空間形成上からも、見過ごせない課題となるでしょう。


 その農業の世界で、農と食(つまり生産面と消費面)をつなぐ「第1回アグリフード EXPO 2006」(主催:農林漁業金融公庫、後援:農林水産省)が「担い手」たちの国産農作物・展示商談会と題して、平成18年8月8日(火)~9日(水)に東京ビッグサイトで開催されます。


 出展対象者は生産者、加工業者、関連技術者(生産技術/生産管理/流通技術/加工技術/鮮度保持技術/PR・POP・包装技術/その他、新技術)であり、来場予定者は、外食産業/百貨店、量販店、コンビニエンスストア、各種小売店、食品加工業/惣菜・中食・給食業者/卸・食品問屋、商社、流通業者、通販業者/ホテル・旅館、宴会施設/輸出業者/在日公館、消費者団体、料理研究会/国・自治体、学術機関となっています。

 今回、非常に有難いのは、国内生産者/加工業者であれば、一小間が幅2m×奥行き2mという通常よりもコンパクトな面積ではありますが、税込み94,500円と小間代が安いこと。

 おまけに、システム壁や10文字までの社名版、テーブル一台、パイプ椅子1脚、コンセント(1KWまで)が標準装備となっています。関連サービス/技術企業でも幅4m×奥行き2mで税込み189,000円と手頃です。

 通常、一小間(幅3m×奥行き3m)で30万円という感覚からすれば、是非利用したいアピールの機会です。

 ところで、前回も申し上げましたように、出展業者が考えるべき前提条件は、「商品やサービスは、”欲しい”と思っている人に売る!ということです。


 自社の商品やサービスに関して、必要性を感じていないか欲しいと思っていない人や関係者でない人に、いくら懸命なアプローチをしても徒労に終わります。故に、その”欲しい”とか”情報を収集したい”という人たちが集まる機会を活かさない手はないということです。

 そして、そこでどんな点をアピール(訴求)していくのか? 

つまり、商品開発の着眼。これも、ちょっとした気付きで突破口が開けるもの・・・。

 話は変わりますが、皆さんは有名なオズボーンのチェックリストをご存知でしょう。
①縮小したらどうか、②拡大したらどうか、③代用したらどうか、④置き換えたらどうか、⑤転用したらどうか、⑥応用したらどうか、⑦変更したらどうか、ですね。

 私が存じ上げている身近な例でも、農業生産法人や加工業者が、関東で市民権を得た一人家族や小家族向けの生鮮コンビニ向けや通常のコンビニ向けに開発したミニ根菜類のおいもや酒のつまみにスナック感覚で食べれる鳥の燻製スティックなどがあります。

 特に、ミニおいもに関しては、通常のスーパーで納品できない規格外品をどうしたらいいかと悩まれた経営者の方が、通常とは違う販路に、食べ方の用途提案や少量購入向けのお客様用として、ネーミングをつけ、商品化されたもの。オズボーンのチェックリストで言う③や⑤の例ですね。

 いずれも、これらはターゲットであるお客様の先におられるお客様をみる”先々の先の精神”でアイデア化や商品開発がなされたものでしょう。

 こんな開発ストーリーやお客様の視点で、展示会でのアプローチも楽しいもの。最近は、展示会のプレゼンテーションも”ドラマ仕立ての動画”や”マンガ”、”着ぐるみ”などを活用した凝ったものが出ています。いずれも、わかりやすく伝えるという原点を見つめたものです。お客様の視点に立った情報発信やアプローチにも工夫をしたいものです。